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2017.11.04

北アルプス縦走報告(烏帽子~野口五郎~水晶~赤牛~読売新道~黒部湖)

9月7日(木) 豪雨の京都駅を出発、七倉ダム泊(松尾)、大町泊(宮本、米村)

9月8日(金) 6:45高瀬ダム登山口~13:15烏帽子小屋15:00~16:00烏帽子岳ピストン
 昨日から降り続いていた雨がやみ、出発時刻には青空が広がり幸先よく虹も出ていました。 北アルプス・3大急登のひとつ ブナ立尾根はアキノキリンソウ、オヤマノリンドウ、トリカブトなど秋の花が目を楽しませてくれましたが、雨上がりの湿気と高温で汗だくになりしんどい登りになりました。

烏帽子小屋に着くとザックを小屋に置いて烏帽子岳に向かいました。途中のガレ場には、コマクサがまだたくさん咲いていました。宮本さんと米村さんは、烏帽子岳(2628m)登頂へ、私は霧の晴れ間を狙って烏帽子の写真を撮りに行きました。あまり有名ではないですが烏帽子岳は非常に格好のいい山です。  

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霧の一瞬の晴れ間に そびえ立つ烏帽子岳(2628m)  背後に南沢岳~不動岳~船窪岳と続く稜線が見える。

9月9日(土) 6:00烏帽子小屋~10:50野口五郎岳~11:50真砂分岐~15:00水晶小屋
 この3か月で一番の上天気、と小屋のオーナーの保証付きの青空の下、広いなだらかな稜線を野口五郎岳まで快調に進みました。野口五郎岳は地味な山ですが、北アルプスのほぼ中央に位置するため北は立山連峰、剣岳、後立山連峰、南は槍ヶ岳、穂高連峰まで名だたる名峰を一望のもとに見渡せる最高の展望台でした。西鎌尾根と硫黄尾根を従えてそびえ立つ槍ヶ岳は最高でした!野口五郎岳ではしゃぎ過ぎて、水晶小屋へのきつい登りがこたえました。

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北鎌尾根、西鎌尾根を従えてそびえる槍ヶ岳、奥に前穂北尾根

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赤い山肌と深緑のハイマツのコントラストが特徴の赤牛岳は風格のある山です。

9月10日(日) 5:10水晶小屋~5:50水晶岳~7:00温泉沢の頭~9:45赤牛岳~17:00奥黒部ヒュッテ

 今日が縦走コースの核心部、気を引き締めて明るくなり始めた水晶小屋を出発、水晶岳に着くと朝陽がまぶしく差す中、振り返ると水晶小屋が小さく光っていて、そのはるか向こうに槍ヶ岳がみえました。視線を北へ移すと赤牛岳から読売新道に下る稜線が続き、はるか彼方に黒部湖が光っていました。今日は、あそこまで歩くのかと思うと気が遠くなりそうでした。
  
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 水晶岳から赤牛岳を超えて読売新道に続く稜線。遥か下方に黒部湖が光っている。
 赤牛山頂に着くと、初日に登った烏帽子岳から野口五郎岳~真砂岳~水晶岳とこれまで歩いてきた山々が、広大なU 字形を描いて連なってみえます。「こんなすごい距離をこの短い脚で歩いてきたのか」と3人とも感激のあまり、しばし呆然!縦走の素晴らしさを実感できる変化にとんだコースです。

 悪名高い読売新道は「一度は行きたい読売新道、2度といけない読売新道」でした。根性曲がりの悪路としか言いようのない長―い急降下でした。ともかく脚を痛めぬよう、怪我だけはしないよう、こまめに休憩を取りながらゆっくりあるいて、それでも暗くなる前に奥黒部ヒュッテに着きました。お風呂に入り、3人ともビールで乾杯して夕ご飯を食べると爆睡しました。

9月11日(月) 6:45奥黒部ヒュッテ~9:20平の渡し~10:20船発~10:25船着~14:40ロッジくろよん(解散)

 3人ともかすり傷ひとつなく完登しました!ばんざーい!

Posted at 10:18 | 無積雪登山 | COM(0) |